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「(旧タイトル:サーチライト)AIなどの最先端技術と人間の幸せが両立する社会を実現(目指す)するための提言」

『教師がいらなくなる? 教育を変える最新AI(atama+)』

【日本の教育を変える最新AI・城南予備校DUO】


全国に250校をかまえる城南予備校DUOは、最新AIを授業に取り入れたことで劇的な効果を出しているのです。

例えば、もともと30点くらいしか取れなかった生徒が(学校では)2~3ヶ月AI授業を受けることで飛躍的に定期テストの点数が良くなり、なんと70点代にアップしたのです。
こうしたケースが多く起こっているのがAI授業なのです。

 

〈次世代学習システムatama+とは〉


城南予備校が導入している最新AIは「arama+」です。
atama+とは、AIが生徒のあらゆるデータを瞬時に分析し、学習するべき教材を自動作成する超オーダーメイドの授業をする次世代学習システムなのです。

 

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【成績を飛躍的に上げるAI授業とは?】


〈アタマ先生の授業風景〉


まず授業風景が違います。
普通、授業といえば、黒板(あるいはホワイトボード)に教師が教科書を使って授業内容を書き示し、生徒はそれをノートに写しながら先生の話を聞く、というもの。
ですが、DUOでは生徒と先生はともにタブレット端末を見ているだけです。
生徒はもちろん先生も基本しゃべりません。
沈黙、沈黙、ただもくもくとタブレットとにらめっこ。
そんな授業風景です。

最新AIを使った授業では、先生(人間)は授業をするのではなく、コーチングをしているのです。
授業そのものはAIである「atama+(アタマ先生)」が授業をしてくれます。
では、先生はなにをしているかというと、「生徒が躓いているところ」「ノートの取り方」「やる気あるかな?元気かな?」といったところを、タブレットを通してコミュニケーションを取るのです。

 


〈atama+(アタマ先生)の優れた点〉


「生徒の学習における弱点を見つけ出す」
「その生徒の学習進度・弱点にぴったりあった教材を提供する」
この2点です。

 


〈atama+が飛躍的に成績を上げたポイントは〉


勉強というものは基礎があってそれを土台にしてブロックを積み上げるようにして構築していくものです。
ですが、土台がしっかりしていないと、砂上の楼閣よろしくガラガラと崩れていってしまいます。

atama+(アタマ先生)は、生徒一人一人の目標となる問題(勉強)を解くために必要とされる知識の理解度を測定します。
もし、前に習った単元で理解度が不足しているところがあると前の単元に戻って100%理解するまで教えてくれます。
基礎知識から応用までもれなく身につけることが出来るのです。

要するに、生徒がどこで躓いているのかをAIが見つけてくれるのです。
その上で生徒一人ひとりにあった教材をオーダーメイドで作成してくれるのです。
ですから、AI(アタマ先生)についていくだけで自分の学習における躓きを克服でき、成績アップにつながる、という仕組みなのです。

 


〈先生のタブレットの秘密〉


教師用のタブレットでは生徒一人一人のアカウントを把握しています。
そこでは「生徒それぞれがいま何を学習しているのか」「どこで躓いているのか」「どれくらい時間がかかっているのか」などのデータがリアルタイムで送られてきます。

さらに生徒が躓いているところはアラート表示(赤の文字)されます。
例えば、スクロールする時間があまりに早い場合はきちんと見ていないと判断する、など。

要するに、生徒の学習の細かな情報がリアルタイムでチェックできるのです。

 


〈まとめ〉


atama+(アタマ先生)の授業は、AIだからこそ可能な授業。
そのAIの強みである「分析」と「分類」さらに「予測」をすることで生徒の学習における弱点をあぶり出し、効率良く学習することが出来るのです。

これは参考書や教科書を端から端まで全部やる学習法とは違って、非常に効率良く学習効果を上げられる学習法なのです。

教師が行う授業だと、通常複数の生徒をいっぺんに相手にしますから、どうしても授業は平均的なスピードになってしまいます。
すると、出来る生徒にとっては「そこは分かったから先に進んで欲しい」となり、理解していない生徒にとっては「もう一度教えて欲しい」となります。

atama+(アタマ先生)の授業は、言ってしまえば超個人用のオーダーメイド授業です。
ですから、もし分からない部分があれば、タブレットを操作し前のページに戻ったり、同じ難易度の学習を続けたりすることが可能なのです。
つまり、学習するペースが完全に自分のペースで行えるのです。

 

 

【個人的な意見】


世界を見回してみれば最新のテクノロジーを活用して新しい教育を行っています。
atama+(アタマ先生)の登場でやっと日本も世界に追いつく教育が始まったと言えるでしょう。

 

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これからの教育はまず「塾」でAI学習が広がり、その広がりが社会的に認知された頃に公教育期間(つまり公立)でやっとAI学習が行われることになるでしょう。

ですが、本来であれば、公立こそこうしたAI学習をすべきなのですが、それを管轄したり従事したりしている教育関係者がこうした時代の最先端を我先に取り入れるチャレンジ精神を残念ながら持ち合わせていないのです。
時代が動いてから、やっと腰を上げるのです。


atama+(アタマ先生)のようなAI教師は今後増々増えていくでしょう。
そうなると教師という職業が危機に陥ります。
ですから、時代の流れとは逆に自分たちの職業を守ろうとする動きと時代を変えていこうとする動きがぶつかりあうことが起きるかもしれません。

近い将来は、無駄話を授業でする味のある先生は絶滅危惧種となる時代がくるかもしれません。

個人的な意見としては、非常に学習効率よく自分の実力とペースで勉強することができ、なおかつ成績アップが期待できるAI授業は時代が求めるものであると確信します。

ですが、味のある個性的な先生の授業が消えていくことに一抹の寂しさを感じます。

消えていく教師の役割と最先端AIを取り入れた生徒の成績アップ、このどちらを優先するのか? ということが未来に向かって生きている現代のわたしたちに問いかけられているのです。

絶滅するまで頑張れ! 超アナログな先生たち!
できるなら生き残れ!

 

お読みいただきありがとうございました