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「(旧タイトル:サーチライト)AIなどの最先端技術と人間の幸せが両立する社会を実現(目指す)するための提言」

『奪われる職業、生き残る職業』

あなたの職業は、AIに奪われる危険がありますか? 生き残れる職業ですか?

今回の記事は、特にこれから就活をする若い人たちに読んでもらいたいと思います。

ある研究によると、「現存する職種の47%がAIに奪われる」という報告がもたらされています。

ここに今後10~20年以内にAIやロボットに奪われる職種と生き残れそうな職種を紹介します。

 

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【AIに奪われそうな職業】
〈職種〉         〈奪われる確率〉
電話による販売員       99%
データ入力          99%
銀行の融資担当        98%
金融機関などの窓口係     98%
簿記・会計監査        98%
小売店などのレジ係      97%
給仕人            94%
タクシー運転手        89%


【AIに奪われそうにない職業】
〈職種〉         〈奪われる確率〉
医師             0.4%
小学校などの教師       0.4%
ファッションデザイナー    2.1%
エレクトロニクス技術者    2.5%
情報通信システム管理者    3.0%
弁護士            3.5%
ライター・作家        3.8%
ソフトウェア開発者      4.2%
旅行ガイド          5.7%



【別な調査での奪われそうな職業と生き残れそうな職業】
〈奪われそうな職業〉
オペレーター(電話)
ホテルの客室係、受付係
工事作業員
公務員事務職
看護師
検事や裁判官の補助者(速記者)
銀行やホテルなどの受付窓口業務
その他補助的な職種

〈生き残れそうな職業〉
庭師
介護ヘルパー
アートディレクター
映像ディレクター
経営コンサルタント
起業家
マーケティングマネージャー


【奪われそうな職業と生き残れる職業はどこが違う?】
では、AIによって奪われそうな職業と生き残れそうな職業の違いはどこにあるのかを見ていきましょう。

〔AIが苦手とすること〕
AIは所詮機械、プログラムですから人間と決定的な違いがあります。
それは感情(心)を持っていないということです。

ですから、対象とする人や物に注意深い観察をすることや器用な手先の動きが必要とされる仕事についてはAIが苦手とすることです。

別な言い方をすれば、視覚、聴覚、触覚などによる高度なパターン認識と繊細な運動神経や移動運動などを組み合わせた仕事は人間のほうが優っているのです。


〔AIが得意とすること〕
逆にAIが得意とすることは、パターン化できる仕事です。
単調な反複作業の業務に関してはAIのほうが人より勝ります



【奪われない職業とは?】
結局、AIやロボットに奪われない職業(仕事)とは「高度な創造性と社会的知性を必要とする職業」です。
または「ルール化出来ない非定型な仕事」です。

つまり、繊細な人間の感情を考慮する必要がある仕事、予測できない(ルールがない)動きに対して、細かい手先の動きや動作を求められる職業は、まだまだAIに奪われることはないと言えます。


ずばり言います。
人間がAIに勝てるところはどこか、
それは人の感情(心)に共感する能力です

AIは心がありません。
感情を持っていません。
感情や意思のように見えているのは、本当のところは学習して身に付けたパターンにしかすぎないのです。
ですから、データにない動きや判断は出来ないのです。
しかし、人間はときとして変化する状況を見て臨機応変に判断、行動することができます。

人間の感情に訴えたり、人の心を動かしたりすることを必要とする要素が強い職業は生き残る可能性が高いと言えます。

逆に、単純作業、事務仕事、補助的仕事、ルール化出来る仕事などはAIに奪われそうな職業と言えます。


AIに奪われない職種のキーワードは、
「感情」「創造的」「繊細」「個性的」「臨機応変」「ルール化出来ない」
これらをもとに仕事(職業)を考えるといいでしょう。

 

 

【追記】
今後、発達するビジネス分野のひとつにセキュリティ分野があります。
悪質なハッカー(ブラックハッカー)から個人や企業の情報をまもることを職業とする善のハッカー(ホワイトハッカー)は、今後増々加速するネット社会から求められる職業であり、現在はその人材が不足しています。

10代、20代の方でネットやプログラム、セキュリティ分野に興味がありましたら、ホワイトハッカーという職業をお勧めします。
ホワイトハッカーという職業は、未来社会を支える大切な職業のひとつとなります。
ということは、AIやロボットの時代がきても生き残れそうな職業ということになります。

 


お読みくださり、誠にありがとうございました。