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「(旧タイトル:サーチライト)AIなどの最先端技術と人間の幸せが両立する社会を実現(目指す)するための提言」

『すでに出現しているアンドロイド(2)』

今回は、すでに出現しているアンドロイド(ロボット)の続きを話していきます。

 
【嫁ロボット(中国)】
驚くことなかれ!
なんと中国で、嫁不足を解消するためのAI嫁(嫁型ロボット)を作ってしまったというではないか!
製作したのは中国の最先端AI研究所。
今後増々深刻化する結婚難を解消するために作られたという。
嫁型アンドロイドは世界初だそうですよ!
まっ、そうでしょうね!
驚くことに中国でのニュースでは「もう人間と結婚する必要はない」と伝えているそうです。
アンビリーバボー!
しかも、その嫁型ロボットは本物の人間そっくりで、皮膚は人肌の体温を保っているらしいですよ、
さらに高度なAIを搭載しているので、会話を楽しんだり、さらに家事までこなしたりするらしいのです。
さらに驚くことは、クライアントの要望に応じてカスタマイズすることが出来るらしいです。もちろんそこには性的な欲求に応えるということが含んでいるようです。
(だって嫁ですから)
しかもその値段が日本円で約33万円だというからびっくりです。
最新AIを搭載し、家事もこなすロボットがその値段というのは、日本人からすると少し大丈夫なのかな? と思ってしまいます。

 

*ビジュアル
この中国製のアンドロイド(嫁型ロボット)は見た感じではクオリティが高いです。
こちらも基本的に洋服や着物などを着ています。
それと他のアンドロイドには見られない化粧を施している特徴が見られます
(嫁型ロボットですから、当然か!)
それにしても驚くのは顔の肌の質感が本当の人間の女性のように綺麗なのです。
目(眼球)などもぱっと見では本物の人間を思わせます。
おそらくある程度近づいてもこの嫁型ロボットが黙って動かなければ、これがロボットだとは気が付かないでしょう。
街角にじっと立っているだけなら、通りすがりのひとたちはロボットだとは思わない、そんなレベルの出来栄えです。

 

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*感想
アンドロイド(ロボット)の見た目だけでいうと確かにクオリティは高いです。
その理由は嫁のいない男性向けの結婚相手として造られたロボットだからでしょう。
これは人間との結婚を不必要にする最新AI搭載の嫁型ロボットです。
なぜ嫁ロボットなのか? という点が大切です。
中国の男女差の人口問題はどうやら深刻なようです。
2012年では結婚適齢期の男性の半分しか女性の人口がいないとの報告がありました。
さらに2020年には、結婚できない独身男性が2400万人に達するという調査報告があります。
これは確かに深刻な問題ですね。
中国としては、嫁不足という国家単位の問題を解決するためにAI搭載の嫁ロボットを開発したのでしょうけれど、海外からは当然のように批判が入っているようですね。
道徳心の低下をもたらす」とか、「人間が性欲を満たすだけのためにロボットの配偶者を作れば人類は滅亡の淵に立つ」など。
確かに嫁不足は人口の減少を生み出すし、なによりも統治する共産党への不満となって、それが膨らんできたら反乱、革命につながるおそれがあると思われます。
それが分っているからこそ中国政府が中心となって嫁不足を解消しようとしているのでしょう。
しかし、やはり「嫁ロボット」となると人類にとっての大問題となることは否定できません。
わたし個人に意見としては、特別あるいは特殊な場合を除いて基本的にロボットを正式に結婚相手とすることは反対です。
やはり、人間は生物(動物)です。
心(精神)を持った存在です。
その人間としての尊厳を根底から覆す嫁ロボットには現時点では賛成できません。
もう一つこの中国の嫁ロボットで問題視されているのは、この嫁ロボットをスパイとしての役割を持たせようとしているのではないか、という点です。
中国では、ハニートラップ(つまり色仕掛けで情報を取り出す女スパイ)がよく使われます。嫁ロボットとして送り込んで、その配偶者との生活や個人情報を盗むことも可能になってしまうのではないかと懸念されているのです。
アンドロイドを盗聴や盗撮などのスパイとして製造、使用してはいけません。

 

 

個人的見解
現在すでにあるアンドロイドをいくつか紹介してきましたが、いくつかの特徴があります。

その特徴とは
現在あるアンドロイドのほとんどが女性アンドロイドである
(男性のアンドロイドもあります)
日本のアンドロイドは比較的、設定年齢が低い。
海外のアンドロイドは、比較的創造された目的がはっきりとしていることが多い。
全身人間を装った(洋服、髪の毛など)アンドロイドと機械が剥き出しのアンドロイドがある。

会話するときの音声と口の動きを合わせるということは難しい技術のようで、各アンドロイドによって口の動きに差がある。(リアル感があるかないか)

特に顔の動きはどれもギクシャクして機械的な動きなのは否めない。
会話と顔の表情以外の行動(歩く、掴むなどの人間が普段行う行動)は、ほとんど出来ていない。


アンドロイドを創造するときになにより大切なことは、その目的です。
人間の私利私欲のために疑似人間を作り出せば、そのアンドロイドなどがもし自律した意識をもった場合、高い確率で人類に牙をむくことになるでしょう。

 

それほど遠くない未来に起こるであろうと予想されているシンギュラリティが訪れたときに何が起こるのかは誰も分かっていないのですから、いまからこの技術が向かっている方向を間違えないようにしっかりと見届ける必要があると思います。

 


未来に待っているものは、アンドロイドと人類の共存共栄なのか?


それともどちらかが片方を支配または奴隷化する未来なのか?

 

この問題は技術者だけに任せていいことではない気がします!


(専門家ではないため、もしかしたら間違いがあるかもしれません。その場合はお許しください。また、ご指摘ください。)

 

お読みくださり、誠にありがとうございました。