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「(旧タイトル:サーチライト)AIなどの最先端技術と人間の幸せが両立する社会を実現(目指す)するための提言」

『3Dプリンターが創り出す未来社会』

3Dプリンターが創り出す未来社会

 

【驚異の技術3Dプリンター】
みなさん3Dプリンターという話題を一度はどこかで耳にしたことがあるでしょう。
この3Dプリンターという技術は、AIなどの未来を創造する技術に並びたつ技術であることを初めに述べておきます。

 

このまま3Dプリンターの技術が進んでいくと、いままでの社会、生活ががらりと大きく変わっていきます。

 

そこには3Dプリンターの技術で救われる人と、仕事を奪われる人が出てきます

 

いつの時代でもそうですが、大きな社会的変動が起きたときは、失業する人がでたり、損をしたりする人がでたりします。
その反対に新しい職業が発生したり、得をしたりする人たちも出てきます。

 

3Dプリンターという技術は間違いなく、将来の社会の在り方を大きく変貌させていきます。

 

【3Dプリンターとは?】
通常プリンターというとわたしたちは平面の紙に印刷するプリンターを思い浮かべます。
それに対して3Dプリンターは、名前の通り3Dデータを元にして、一層一層、樹脂や金属などの素材を少しずつ積層しながら立体物を印刷(造る)する技術なのです。

 

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【3Dプリンターに出来ることは?】
3Dプリンターの技術が現時点で可能とされていることは、次のようなことです。

 

・医療用の臓器モデル、義足、義手などを造ること。
・建築物の見本(もちろん立体的な)などを作製すること。
・小ロットの製品を造ること。
・比較的小さい試作品を造ること。
・フィギュアや記念品などの玩具類を造ること。

 

などが挙げられます。

 

上記の一部について少し補足すると、なんらかの製品を製造しているメーカーが試作品などを造るときにどうしても時間がかかってしまいます。
その際に、その製品専用の金型と呼ばれるものを作ってから試作品などを造るので金型の分の経費が掛かってしまいます。
そこで3Dプリンターを使用すると金型を造る必要がなく、コストダウン時間短縮が可能になります。

 


【3Dプリンターが生み出すメリット】
3Dプリンターを使用することでいくつかのメリットが生れます。

 1. 上記に記載したように開発期間と経費の削減が出来る
(外注に出しているものを内製に切り替えることでコスト削減につながる)

2. 新しいアイディアが生み出される
(思いついたアイディアを造形として確認できるので、今までにないアイディアを生  み出そうとする創造の力が増進する)

3. 造形物を手軽に身近で手に入れることが出来る
(手軽に造形(立体化)出来るので、今まで平面でしか確認(見る)出来なかったことが立体的に確認したり見たりすることができる)

 


【3Dプリンターは魔法のような技術】
3Dプリンターを現時点で所有または使用することは個人においては非常に難しいです。
それはこの技術が特定の人にしか解放されていないことと、たとえ購入可能となっても高額であること。
3Dプリンターの技術がまだ始まったばかりなので、今後の発展と普及に期待しましょう。


しかし、3Dプリンターはものすごい可能性を秘めています
この世は三次元の世界です。
三次元とは「縦・横・高さ」からなる立体的な世界です。
そして、立体的な世界とは、物質で出来ている世界であるということです。
それはわたしたち人間を含めた動物たちも同じように物質的な存在であるといえます。

 

つまり、世界が物質で出来ているのであれば、その物質を3Dプリンターが創り出すことは理論上可能だという意味になります
(ただし、今後の技術の進歩があってこそです)

 

初めは企業や医療機関などが3Dプリンターを先行して使用するでしょうが、やがて個人で3Dプリンターを所有する時が必ずやってきます
それは現在家庭用に平面印刷のプリンターを所有している人がたくさんいるのと同じことです。
20年くらい前はどうでしたか?
今ではパソコンが家庭にあれば同時にプリンターも所有していることが多いでしょう。
しかもそのプリンターはコピー機にもなる。
ひと昔前でしたら、コピーを取るにはコンビニに行ってコピー機にお金を投入しなければいけませんでした。
それがいまでは家庭で気楽にコピーが出来るようになりました。
もっと昔になると、コピーを取るなんていうことは会社でしか出来ませんでした。

 

3Dプリンターもやがて一家に一台所有するときがやってきます
いや、もっというと一人一台所有する時代がくるでしょう。
そのときは、自分で好きなものを好きなだけ創り出すことが出来るようになります
そうするとそのクオリティや創造性が高ければ、その生み出したものが商品価値を持つようになります

 

そうです、個人がメーカーになることも可能となる時代がやってくるのです。
(もちろん専門的な知識、技術が必要とされる分野では素人にできることは限られます)
ですから、アイディア3Dプリンターの装置やる気さえあれば、趣味のフィギュアに限らず、好きなものを製造することができるようになるのです。

 

それには、もう少し時間が必要なようですね。


そんな夢のような生活を実現してくれるのが3Dプリンターなのです。

 

3Dプリンターは魔法の装置のように思えます。


(専門家ではないため、もしかしたら間違いがあるかもしれません。その場合はお許しください。また、ご指摘ください。)

 

お読みくださり、誠にありがとうございました。