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「(旧タイトル:サーチライト)AIなどの最先端技術と人間の幸せが両立する社会を実現(目指す)するための提言」

『来たら怖い首都直下型地震!』

来たら怖い首都直下型地震!

  

【首都直下型地震はいつ来る?】

首都直下型地震が、30年以内にやってくる確率は70%という予測があります

30年以内といっても、いまから30年後というわけではなく、明日かもしれないし、来年かもしれません。

とにかく、“30年以内に“と言い切ってしまっていることが怖いですね。

もちろん100%ではないから、大地震は来ないかもしれません。

 

30年以内に首都直下型地震が来ないパーセンテージが30%もあるのだから、来ない可能性もあります。

 

しかし、1年後か、10年後か、30年後かは別にして、来てほしくないけどいつかくるのが地震というものです。

 

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人口の多い東京を中心とした首都圏で大地震が起きれば、その被害は計り知れません。

交通網は麻痺し、物流が止まり、ライフラインも使えなくなる。

なにより食料とトイレに困ります。

さらに自宅が崩壊してしまったり、家族をなくしてしまったら、生きる気力さえ奪われてしまうかもしれません。

避難所生活は、プライバシーを守ることが難しく、ストレスが溜まり、体調を崩す人も出てきます。

自宅という資産であり、生活の場である住居を失うことは、言葉では言えないくらい大きなショックです。

 

ですが、日本は地震大国。

日本中、どこに住んでいても地震の心配があります。

 

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近年起きた大地震は、熊本地震2016年、東日本大地震2011年、阪神淡路大地震1995年などがあります。

 

近年起きた地震で、いまだ起きていないのが首都圏なのです。

ですから、次は首都圏に大きな地震があってもおかしくないと言えます。

 

地震などの災害対策にはいろいろな切り口がありますが、今回は「住宅」という点に注目してみたいと思います。

 

 

【地震に強い住宅】

人生の1/3は睡眠だと言われています。

つまり、職場や学校を除けば、ほとんどの人が一番多くいる場所が“自宅”なのです。

自宅は休息の場でもあり、家族と過ごす大切な空間です。

その自宅が倒壊すれば、命の危険があります。

 

地震による死因は大きく分けて3つあります。

 

〈地震による死因〉

「倒壊」による圧迫死

「火災」による焼死

「津波」による溺死

などが主な原因です。

 

1995年に起きた阪神淡路大震災では、約6000人の命が奪われました。

そのうち倒壊で命を失った人(窒息死、圧迫死)の割合は、約4000人(77%)です。

つまり、建物がもっと地震に強い構造であったら、死なないで済んだ命もあったのです。

(阪神淡路大震災以後、建物の基準が変りました)

 

 

【地震に強い住宅とは?】

建物の地震対策は、「耐震」「制震」「免震」があります。

「耐震」とは、地震の揺れに耐える構造の建物。

「制震」とは、地震の揺れを吸収する構造の建物。

「免震」とは、地震の揺れを逃がす構造の建物。

 

木の文化を持つ日本の住宅は、そもそも地震の揺れに耐える構造で建物を作ってきました。

ただ、戦後の住宅は伝統的な日本の木を使用した木造建築ではなく、鉄骨やコンクリートを使った建物も増えています。

地震の多い日本では、伝統的に地震に耐えられる構造の建造物を作ろうとしてきました。

「耐震構造」はその典型的な例で、「制震」もその延長線上にあります。

「免震」となると、揺れを軽減し、建物を揺らさないようにします。

 

近年に建てられたタワーマンションなどは、ほとんどこの「免震構造」になっているはずです。

しかし、「免震」よりもっと優れた地震対策があるのです。

 

 

【空気で家を浮かせるAIR断震構造】

いま注目され、今後増えていくと思われる地震対策とは?

「断震」です。

 

「断震」とは、地震の揺れが発生したことを察知すると、建物と土台の間に空気を入れることによって建物に地震の揺れが伝わらないようにする画期的なシステムです。

つまり、空気の力によって建物を数センチ地上から浮かせることで地震の揺れが伝わらなくする構造のことです。

 

これだと建物が地上と接していないので、当然揺れは感じません。

ただし、浮いている時間はそれほど長くはありませんし、浮いているのも数センチ程度です。

しかし、それで十分なのです。

浮いているから建物には揺れることはありません。

 

建物が宙に浮くだって?

馬鹿は休み休み言え!

 

と思った方もいるでしょう。

しかし、この技術は10年以上前からすでに研究開発されていて、いまや実際の建物に使われているのです。

 

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2011年の東日本大震災の数か月前に自宅を購入した Hさんは、東日本大震災が起きたときに自宅にいて揺れを感じなかったそうです。

(地震が来たことに気がつかなかった)

でも、外に景色を見て地震だと気がついたそうです。

 

今までの地震対策は、揺れても耐えられる構造の建物を作ろうとしていたのですが、「断震」であれば、そもそも揺れる心配がないのです。

ですから震度7の地震がきても家具が転倒することもないし、自宅が倒壊することもありません。

さらに、停電が起きたときのためにタンク(予備電源)を何本か設置して、そのタンクの電力を使用して、余震などから家を守ることが出来るのです。

 

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「断震」とは、揺れる心配がないので、自宅の倒壊がなく、揺れによる恐怖を感じなくて済む住宅構造なのです。

 

やっぱり自宅が倒壊しなくても揺れると“怖い”ですよね!

「断震」なら、地震の揺れと“おさらば”出来るのです。

  

 

【個人的な意見】

地震が来ても揺れることのない建造物。

これぞ地震対策の最高傑作ではないでしょうか。

 

巨大な地震でなくても震度5程度の地震でも、グラグラっとくるとやっぱり怖いですよね。

地震の怖さから解放してくれると同時に自宅の倒壊の心配がない「断震構造」の建物は安心できます。

 

地震が来ても揺れない。

最高です。

つまり、地震の揺れによる恐怖から解放してくれる建築構造なのです。

 

何十年も住宅ローンを払っているのに、地震で自宅が倒壊してしまったら、残るのは借金だけになります。

精神的なダメージも大きいし、再度自宅を建て替えるのも大変です。

地震から建物(自宅)を守るということは、一番先に考え、一番重要なことではないでしょうか?

 

わたしも次に家を建てるなら、「断震構造」で家を建てたいと思います。

  

お読みいただきありがとうございました。