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「(旧タイトル:サーチライト)AIなどの最先端技術と人間の幸せが両立する社会を実現(目指す)するための提言」

『韓国のリアルターミネーター』

あなたは韓国で殺人ロボットが実戦配備されていることを知っていますか?

【韓国がリアルターミネーターを配備】
みなさん、映画「ターミネーター」の世界は遠い未来の話だと思っていませんか?

実は、すでに殺人能力を持つ人型ロボットがお隣の国韓国で実戦配備されているのです。

殺人兵器の名は「SGR-1」
韓国の財閥企業「サムスン」グループの中で軍事機器開発を行てっている「サムスンテックウィン」という企業と高麗大学が2006年に共同開発した人型のロボットです。

配備されている場所は、北朝鮮との国境付近
(2006年頃から運用されている)
配備されているSGR-1の台数は明らかになっていません。

装備は、5.56mmの機関銃との40mmグレネードランチャーを(擲弾発射器=てきだんはっしゃき)を備えているまさに殺人兵器。

この殺人歩哨ロボットは、国境を越えようとする北朝鮮の兵士の体温や動きを赤外線センサーなどで自動的に感知し、2マイル(約3.2キロ)先の標的を攻撃し、確実に破弾させることができる性能を持っています。
(歩哨=要所に武装して立ち、敵を見張る兵のこと)

この「SGR-1」の1台のコストは、約2500万円と軍事兵器にしては安価です。

ただ、いまのところSGR-1が独自に判断して攻撃を加えることはなく、敵を感知したら韓国軍の指揮センターなどと交信を行い遠隔操作するようになっています。
つまり、SGR-1が攻撃するには指揮官の発砲許可が必要だということです。

ですが、技術的には、自立型の攻撃兵器であることは間違いありません。

 
【不評が広まる国際社会】
こうした韓国軍に対して、「特定通常兵器使用禁止制限条約(CCW)」の会議が開かれ、韓国軍の歩哨ロボットの実戦配備に避難の声があがりました。
それは「SGR-1」が、将来的に「ターミネーター」型の殺人ロボットに変貌する可能性があるからです。

欧米のメディアでは、この事実を非難し、将来の危険性を危惧しています。
つまり、国際社会では、悪評くさくさなのです。


【なぜ殺人ロボットが開発、配備されるのか?】
では、なぜ韓国軍は殺人ロボットを実践配備したのでしょうか?

単純な理由がそこにはあります。
殺人ロボットなら、人命(軍人の命)を失わなくて済みます

それとロボットは不眠不休で働きますから、人間よりのある意味安心して任務に就かせることが出来ます。

ロボットですから食事も取りませんし、休暇も必要ありません。
人間のようなヒューマンエラーを起こしません

何よりも、北朝鮮は、核開発を進める軍事大国の危険国家ですから、その国境付近は万が一のことがあれば大きな被害が出ます。
そのときに兵士ではなく、ロボットなら兵力(兵士の数)は減りません。
そんなメリットがあるのです。

 

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【個人的意見】
まず言えることは、将来国際社会をリードするためにはAIの開発がなによりも優先されるということです。
AI(人工知能)の開発に遅れを取った国家は国際競争に敗れ、経済的ダメージを受け、大国に支配される危険性があるのです。
ですから、世界中でAIの開発を急いでいるのです。

そんな中で日本は、AI開発に遅れを取っています。
民間レベルでは開発が活発なのですが、政府がAIに関心を持ち本腰でAI開発支援に乗り出したのは比較的最近のことです。

他国では、国家単位でAIを開発しているか、AI開発の支援を進めています。

いくら民間に高い技術があっても、国家単位で行わなければ他国に追いつくことはできません。

そして、わたしがこの話題で一番強く言いたいことは、このニュースが日本では報道されていないということです。
(もし、どこかで報道されていたとしても、ほんのわずかな情報にしか過ぎないでしょう)

配備されたのが北朝鮮の国境付近だからと言って呑気にしていてもいいのでしょうか?
韓国はすぐ隣の国ですよ。
しかも、いまだに「慰安婦」の罪を償えと、脅迫まがいなことをする国家なのです。

マスコミには、こうした国民の命に関わる情報を伝える義務があるはずです。



【殺人兵器への警鐘】
いまのところSGR-1には高度な人工知能は搭載されていないようですが、いずれAI(人工知能)を搭載するのは目に見えています

SGR-1にAIを搭載したら、まさしく「ターミネーター」です。

機関銃とグレネードランチャーを持っている殺人兵器に生身の人間では太刀打ちでしません。

これは恐ろしい事態です。

ロボットやアンドロイド開発の技術が進み、AIが高度な知能を持ちつつある現代において、こうした軍事兵器を開発するということは、軍事学的には自然なことであると思います。

ですが、痛みの分からないロボットが戦争をし、生身の人間を殺す兵器としてのAIやロボット開発を進めるのなら、その方向性は人類にとって最悪のシナリオです。

 

日本人は、「鉄腕アトム」や「ドラえもん」を見て育っているので、ロボットに対して外国の人よりも親近感を持っています。
それは世界的にみると非常に珍しい現象であると思います。

 

ですから、日本がAIやロボット開発の先頭を進み、世界にロボット開発の方向性と使い道を教える必要があると思います。

その方向性は、ロボットは人類の友
AIは人類に奉仕する相棒。

この方向性と理念を失ってはいけないと思います。


お読みくださり、誠にありがとうございました。