幸せな未来を考えたい人のための幸せな明日を探せるブログ

「(旧タイトル:サーチライト)AIなどの最先端技術と人間の幸せが両立する社会を実現(目指す)するための提言」

『使える人材と使えない人材の選別』

もし、あなたがAIによって使えない人材と選別されたらどうしますか?


将来的には、AIが「使える人材」「使えない人材」とをより分けていく時代がやってきます。

f:id:yumenotsubasa:20190621101310j:plain

 

現在、多くの企業でAIを人事に活用しようとする動きが活発になっている

あるソフト開発の企業はAIを用いた人材選別ソフトを積極的に開発しています。

その目的は、
優秀な人材を見つけ出すこと
社員が転職を考えていることを事前に察知すること

実は、いまAIで考えられていることで、社員が転職や辞職を考えていることを察知するシステム(AI)が動き出しつつあります。
不思議なことに、人間の日常(仕事をしている様子)などから、なんなかのサインを見つけ出し、その人物が悩んで転職を考えていることや辞職しようと考えていることを見ぬいてしまうことが可能なのだという。

 怖いね~!

 だってこういうことは他人に知られたくないことでしょう。
それがガラス張りのように丸見えなのだから。

でも、AIによる人材選別にはメリットがあります。
1.AIに仕事をさせることで、人件費(人事部の人間が減る)などが削減できる
2.「悪い意味での情による採用」を排除できる

1のコストダウンはどの企業でも大歓迎でしょう。
だが、人事部で仕事をしている人、人事の仕事をこれからやろうとしている人に取っては大変な事態である。

2の情による人事採用は、世間では当たり前となっている。
情だけではなく「コネ」などは世間の常識となっているかのようだ。

すべてのコネ入社、コネ採用が悪いとは言えないが、弊害のほうが多いのではないだろうか。

最近ニュースで報道されている、OB訪問をした女子大学生へのセクハラ問題もこうしたコネ採用の弊害のひとつでもある。

OBを頼ってアドバイスを求めたり、または口利きをしてもらったりする必要がない社会になればこういうセクハラ問題は起こりません。

コネ入社すると、その後は高い確率で派閥ができます
すると派閥間での競争意識が芽生えて本来同じ目的を持っている集団の仲間がいがみあうことになる。
すると、企業全体の利益ではなく、その派閥組織の利益、派閥の部署の利益が最優先されてします
その結果、企業体は本来の目的を失い、内部から腐敗していくのです

そのいい例が、数年前に起きた三菱自動車リコール隠しであろう。
派閥の利益を最優先し、己の出世のみを考えるようになると、企業が倫理に反することをしても、法律に違反するようなことをしても、それを隠蔽して自身の安泰を図るようになる。
顧客のことなど一切無視の姿勢がそこに現れてくるのです。

風が吹けば桶屋が儲かる」ではないが、コネ採用が強く出過ぎるとそういった腐敗、不正などを生む土台となっていきます。

 

そうした社会の膿をなくす可能性があるのがAIによる人材選別なのです。

人事担当者というのは、人間です。
超能力者ではありません。

 

人事部が採用した人材が本当にその企業にとって戦力となるかはどこの企業も本気で追跡調査していないはずです。

もしあれば見てみたいですね!

中にはライバル会社の社長に昇り詰めるような人材を採用面接で落してしまう人事採用者もいるのです。

AIによる人事選別のメリットは、
1. 情に左右されずに冷静に人材を採用、人事評価する
2. 見た目に騙されたり影響されたりしないで採用する
(美人だとか二枚目だとか)
3. 出身大学(高校)や学業成績だけで判断しない
(大学名ではなく、在学中の功績などを考慮する)
4. 履歴書に乗っていない人物の能力、可能性を判断する

つまり、エコひいきをしないで見た目や学生時代の成績だけに迷わされないで、将来その企業にとって利益をもたらす人材、企業に有益な人材を見つけだしてくれるのです。

 それがAIによる「人材選別」です。

 このAIによる人事評価、人事採用が広く世間に広まっていけば、就活もだいぶ変化してくるでしょう。

 

どんな職業に就くか悩んでいる。
どの会社にするか悩んでいる。

そうしたことにAIがズバット回答を出してくれるようになるはずです。

 就活も、いまよりはある意味では楽になるでしょう!


お読みくださり、誠にありがとうございました