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「(旧タイトル:サーチライト)AIなどの最先端技術と人間の幸せが両立する社会を実現(目指す)するための提言」

『最先端インバウンドビジネス2(両替・交換)』

外国旅行の“もったいない”を無くす便利なインバウンドビジネス!

 

【これからの日本社会】
これからの日本社会は旅行やビジネスで訪日する外国人の存在抜きにして経済は語れません。

ですから、インバウンドビジネスがどんどん増えてくることは間違いないことです。
今後、外国人を相手にすることを意識しないビジネスは廃れていくでしょう。(業態にもよる)

日本は島国の単一民族の国家で、いままで多様な民族とともに社会を形成する歴史がありませんでした。
ですが、未来社会は大きく変化してくる可能性があると思っています。
それ映画「スターウォーズ」の描かれた多様な宇宙人(エイリアン)が同じ星、同じ場所で暮らしているような社会がやがて来る未来の日本社会の姿かもしれません。
エイリアンではないけれど、さまざまな人種の人たちが日本で共に暮らす、または訪れる未来社会が来るであろうと予想しています。


昨年日本を訪れた外国人旅行者数は、2008年(10年前)と比較すると、約10倍も増えています。
東京オリンピックが開催される2020年には、4,000万人以上になると予測されています。
そうした外国人旅行者の消費額は、4兆5,189億円にもなります。

こうした状況から新しいビジネスが誕生しています。

今回は外国人観光客の人が困っていることに目を向けた「両替」に注目してみたいと思います。

 

 

【外国人観光客が日本に来て困ったこと】
日本を訪れる外国人観光客が困っていること
そのひとつが、日本が現金社会であること
今年2019年は電子決済サービスが注目されましたが、日本全体を見る限り、日本はまだまだ現金で経済活動する社会だと言えます。

これは日本に生れて日本人として生活している人にとっては、特に問題はないのですが、クレジットカードや電子決済が経済活動の主流となっている外国人観光客にとっては、とても不便なことなのです。

ですからATMなどで簡単に外貨両替ができるといいのになぁ、と思っている外国人観光客がほとんどなのです。

観光庁の調べでも、「両替所やクレジットカードの利用できる場所が少ない」との調査結果が出ています。

そんな外国人観光客のための新しいビジネスが生まれています。

 

 

【簡単便利な両替機】
株式会社アクトプロは、外貨を日本円に両替するための機会を開発しています。
それが「スマートエクスチェンジ」という訪日外国人向けの外貨両替機です。
初めて使い人でも案内に従って操作すれば簡単に両替ができる優れものなのです。
画面にはその日の為替が表示されています。

 

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通常の外貨両替は対面式です。
対面式両替の問題点は、「時間がかかる」「場所が限られている」ということがあげられます。
ですが、「スマートエクスチェンジ」だと自動で簡単、素早く両替することができます。

スマートエクスチェンジの対応言語は10か国で、12か国の通貨に対応することができます。
このスマートエクスチェンジを使用すれば1分もかからず両替することが可能です。

外貨両替での問題点に、いくら使うか分からないので多めに両替してしまい、結局余ってしまう、ということがあります。
そうなるとお金なのに外貨であるために使えないということが発生してしまいます。(帰国後)

手元にお金があるのに外国の通貨であるがゆえに直ぐに使用することができない。
両替するのが面倒なので、そのままにしておいてしまう。
結果、外国の通貨のままタンス貯金のようにお金が眠ってしまう。
こうしたことが起きてきます。
たびたび外国旅行する人であれば、これはいわゆる両替タンス貯金となってしまうといことです。

これはなにも外国人観光客だけの問題だけでなく、日本人が外国旅行したときも同じです。
ですから、外国旅行における両替ということは日本人の問題でもあるのです。

要するに、スマートエクスチェンジの優れた特徴は、使いたいだけ(必要な金額)両替ができるところです。
時間がかからず簡単に両替できるので、そのたびに細目に両替することが可能です。

 
〈使用例〉
秋葉原にあるトレードカードを販売するお店では、スマートエクスチェンジで両替して“ガチャガチャ”をする外国人観光客が増えているといいます。

お寺に参拝に来た外国人観光客が“お賽銭”をするためにスマートエクスチェンジで両替します。
つまり、ほんの小銭を簡単に両替できる便利さがあるのです。


〈外貨両替の支援機〉
スマートエクスチェンジ以外にも両替を簡単にすることができる機械があります。
「卓上スマートエクスチェンジ」と呼ばれるこの機械は、スマートエクスチェンジよりもだいぶ小さめの機械で、お店のレジなどで外貨両替をするための支援機として開発されました。
こちらの卓上スマートエクスチェンジは外貨両替をするときに必要なレートを計算してくれる機械です。
為替レートを確認して、使いたい金額だけを両替する。
画面にそって操作し、出てきたレシートをフロントなどに持っていけば日本円に両替してくれます。

 

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通常、ホテルや旅館では、人間の手で両替をしています。
そうすると偽札を使われるリスクや両替する金額を間違って(為替計算を間違える)しまうリスクが発生します。
両替の金額を間違うということは、お店側にとっては大きな金額の損失と信用問題に繋がってしまいます。

外国の紙幣にかかれている数字って、日本円を基準にしてしまうと勘違いして間違ってしまいがちです。

例えば、
10オーストラリアドル(紙幣)は、日本円で約700円。
100,000ルピア(紙幣)は、日本円で約700円。
500ユーロ(紙幣)は、日本円で約60,000円。

このように数字が大きければ使える金額が大きいとは限らないのが為替の特徴なのです。
ですから人間が手で行う両替には専門の知識が必要で、また間違いも発生しやすいのです。

こうした企業側のリスクを減らし、外国人観光客の便利を推進したのが卓上スマートエクスチェンジなのです。

 

 

【余った外貨を有効利用するインバウンドビジネス】
外国旅行での“あるある”は、「小銭のあまり」「両替忘れ」です。
そうした旅行後に使えなくなった外貨を有効利用するインバウンドビジネスを展開しているのが、株式会社ポケットチェンジです。

 

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具体的に言うと、海外旅行で余った外貨を電子マネーに交換するサービスポケットチェンジ)なのです。
(ポケットチェンジは、自動で余った外貨を電子マネーに交換してくれる機械です。)

一般的には銀行で外国の硬貨(コイン)は日本のお金に交換してくれません。
ですが、ポケットチェンジでは、紙幣もコインもどちらでも交換することが可能なのです。

このポケットチェンジでは、その国で使える電子マネーに交換することができます
ポケットチェンジでは、約50種類の電子マネーに交換が可能です。
おススメなのが交通系電子マネーです。
「スイカ」「ナナコ」などに交換可能です。
また、Amazonギフト券やアイチューンズギフトカードなどに交換することもできるのです。
つまり、いろんな国の外貨をいろんな国の電子マネーに交換できるということです。

あなたも外国旅行で余った外貨を電子マネーに交換してみてはどうでしょうか。

 

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【個人的な意見】
余った外貨を電子マネーに交換するというビジネスは、まさしく日本人の精神である「もったいない」ではないでしょうか。
両替忘れで使えなくなったお金を電子マネーにすることで使えるお金を増やす。
なんだか得した気分になります。

ポケットチェンジやスマートエクスチェンジの普及は外国人のみならず、日本人が外国旅行をするときの助けにもなります。
また、こうした便利な機械が日本だけではなく外国でも普及するとさらに便利になると思います。

いま、日本は少子化により経済が冷え込もうとしています。
外国人観光客の落とすお金は日本経済を活性化するひとつになると思っています。
ですから、外国人観光客を喜んで受け入れ、外国人観光客の便利さを推進していくことで日本全体の経済が潤っていく。
そうした日本経済にとって大切な役割をしているのがインバウンドビジネスだと思います。

 

お読みいただきありがとうございました。